SEから転職して苦しんでいるコンサルの日記

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スルガ銀行の不祥事についての考察

スルガ銀行の不祥事に関する第三者委員会の報告書が昨日9/7に発表されました。

なんと、全338ページにわたる超大作です…。

(読む気を失せさせて問題の真因をぼやかそうとしているのかと疑うレベルの長さですね。)

 

まとめブログとして挙がっていたものがあったので一つご参考まで…。

http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65926027.html

 

こういう報告書を見ると、だいたい普通持つ感想は、

「今時こんなパワハラ企業あるんだ…」

「こんな組織ぐるみの不正がまかり通っていたとんでもない企業だな…」

等々、笑ってしまう、あきれてしまうという感じかなと思っています。

私もあくまでネット上の反応を見ただけで語っていますけども。

 

もちろんスルガ銀行で起こったことは金融機関として、というか企業として絶対にあってはならないと思うのですが、

この問題は「スルガ銀行特有の問題」なのか?ということを少し考えてみていただきたいのです。

 

私はこのような不祥事が起こる理由としては銀行、特に地銀が従来のビジネスモデルでは稼げなくなっているという点にもあると考えます。

 

従来、銀行の収益の中心であった融資業務ですが、金利が低下している現状では資金を貸し出したところで銀行にとっては大した稼ぎにならなくなってきています。

また、今世間はいわゆる「金余り」の状態ですし、貸出先もなくなってきています。

そんな中で従来と同じ業務を行いながら、「今まで以上の収益を上げ続けろ!」なんてエライ(?)人から言われても、当然そんなことは土台無理な話なわけですよね。

 

そうすると次に考えるのは当然、もっと稼げる方法はないのか?ということになります。

そこで登場したのが今回の不祥事が明るみになった直接原因の「不動産融資」というわけです。

 

企業に対する貸出と比較して大きな収益性を誇る不動産融資でなんとか収益を上げていこう…。

その選択自体は決して間違っているとは思いませんが、おそらくそれでも収益を確保できなくなってきたのでしょう。

今度は融資の基準をごまかすなどの不正をして、何とか利益を確保するしかなくなってしまったということが考えられます…。

 

つまり、この不祥事から学べることは「コーポレートガバナンスをしっかりしよう!」

だけではなくて、「時代に見合った銀行の役割を見つけ、きちんと稼げる仕組みを構築していこう!」

ということでもあると思うわけです。

他の地銀も決して他山の石ではないとおびえているのではないかと推察されます。もちろん、我々国民はそうでないことを望んでいるんですけどね。

 

以上、あさ~い考察で恐縮ですが、コメントいただけると幸いです。

ではまた。