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チャイナリスクとは?

こんばんは。

 

今日は、「チャイナリスク」をテーマにします。

 

昨日の朝刊でこんな記事を見つけたのが、このテーマで書こうとしたきっかけです。

「三菱UFJ銀、中国で証券投資枠 960億円取得:日本経済新聞」

https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190530&ng=DGKKZO45417300Z20C19A5MM8000

 

 

チャイナリスクとは?

チャイナリスクという言葉、聞いたことがある方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

中国に対するカントリーリスクのことで、もう少し詳細に言うと、中国で企業活動を行ったり、中国人を雇い入れたりする際のリスクのことを言います。

 

容易に想像できると思うのですが、日本企業と中国の関係は非常に深く、グローバルリスクの中でもチャイナリスクは最も大きいといっても過言ではありません。

 

日本企業が抱えるチャイナリスク

日本企業の中国とのかかわり方は様々ですので、主要なものに絞ってお話しします。

 

メーカーの例

最近、アメリカが中国に関税をかけたことによって、日本のメーカーの業績にも影響が予想され、株価が大幅に下がりましたよね。

このような政治リスクが最もわかりやすく、大きいものだと考えられます。

 

多くの日本のメーカーが中国に工場を持っていますが、

「中国から輸出する製品に関税がかけられる」=「中国で作った製品の消費者価格が上昇して、輸出しても売れなくなる」

ということになります。

そのため、中国に工場を持つメーカーの業績は当然悪化することが想定されるわけです。

 

また、日本のメーカーが中国で製造して輸出するという上記パターンだけでなく、中国企業に対して素材や部品を輸出しているメーカーも、業績が悪化する可能性が高くなります。

 

システムインテグレータの例

もう一つ、毛色が異なるものとして、私の前職のシステム開発に関する例をご紹介します。

 

システム開発においては「オフショア開発」と言って、海外に開発を委託することがあるのですが、特に、人件費の安さと質の高さ(相対的に、ですけど…)から、中国への委託が非常に多いです。

 

極端な例ですが、今以上に米中関係が悪化し戦争が始まるとか、日中関係が悪化しビジネス上の協力関係が崩れるといったことが発生する場合には、中国に開発委託ができなくなります。

 

その場合起こることとしては、代表的なものに以下が挙げられます。

・代替リソースの確保

⇒依存度が高いほど、代替リソースをそろえることが大変になります。人が足りなければ当然計画していた開発はストップせざるを得ないですから、大きな機会損失です。

また、中国と同等の品質を担保できるリソースを持つ国はそうそうないので代替リソースの確保はおそらく非常に難しいと考えられます。(ベトナムなど有力ですが、やや品質が落ちるといわれています。)

 

・ノウハウの消失

⇒長期的な関係を築いており、中国側にノウハウが蓄積されていた場合、それが消失してしまうことになります。(中国に限ったことではないですけど)

 

 

他にも業界問わず考えられる主要なものとしては、共産党の都合で突然規制がかけられてビジネスが継続できなくなるというリスクなどがあります。

 

このチャイナリスクが高まっているタイミングで日本最大手の三菱UFJ銀行が中国への出資を増やすことは意外であったと言えます。

(つらつら書いておいて、実は今回出資を増やした意図を深いレベルで理解できてないので誰か教えてほしいです!笑)

 

チャイナリスクへの対応策

よく言われるのは「チャイナプラスワン」と言われる施策です。

 

やはりリスクはあれど、コスト面を考えたときに中国を活用することは非常に有効です。関係をゼロにするのは難しいです。

 

低減策として、中国への依存度を減らしながら、代替可能な他の国に分散させることが常套手段になっていくわけです。

 

今後は、リスク回避のため東南アジア等へビジネスが移っていくかもしれないですね。

将来的にはアフリカという選択肢もあるでしょうが、日本にとっては地理的に遠いのがネックでしょうか。

 

おまけ:中国に関する怖い話

実は私、以前中国に長期出張をしていたことがあり、その時に中国の恐ろしさを垣間見ました…。

 

ホテルでNHK Worldのニュースを見ていたとき、天安門事件関連のニュースが流れはじめました。

アナウンサーがニュースを読み上げたあと、当時の映像が流れたその瞬間でした。

 

「ガー!!」という音とともに、画面が真っ暗になったんです。

 

テレビはそのままにしておいたのですが、約30秒後、またニュースが映りはじめました。

その時には、もう次のニュースになっていました。。。

 

一人でテレビを見ていたのでめちゃくちゃビビりました…。

一瞬映像が映った後に消えたので、どこかで誰かがモニタリングして手動で制御したとしか思えないです。膨大な人口を活かした人海戦術でしょうか。

 

※天安門事件は現代中国における最大のタブーとされています…。信憑性は1ミリも保証できませんが参考までにWikipediaのページです↓

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%9B%9B%E5%A4%A9%E5%AE%89%E9%96%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6

 

ではまた。